現実を見れば夕張市の復活は不可能だ

16.09.26

昨日、NHKスペシャルで「縮小ニッポンの衝撃」という番組を拝見しました。その番組中、財政破綻した夕張市が一例として取りあげられておりました。

私自身札幌市に住んでいることもありまして、夕張市の現実は他人事ではありません。ちなみに大学の同期が夕張市職員です(現在も職員かは不明)。

夕張市の現市長は、35歳の鈴木直道氏で、非常に少ない報酬の中、必死の思いで夕張市を再建させようと思っています。その姿は見ていて心打たれるものがありますし、応援したい気持ちは山々です。

しかし、夕張市の現状を見るにつけ、もはやこの街が再生することは不可能であると感じるのです。

夕張市は、北海道の地方都市としては珍しく、山間の谷地に細長く市街地を形成しており、これが冗長的で非効率な行政サービスの大きな要因となっています。

石炭で潤っていた時代は、そんな不利な地形でも行政サービスを充分に各集落に届けることが可能でしたが、石炭産業が死滅してこの方、まともな産業もないこの街では、そのサービスを継続して住民に与えることは無理です。

さらに、少子高齢化が夕張市の人口減少に追い打ちをかけています。ちなみに北海道の合計特殊出生率は、昭和42年から全国平均を下回っており、平成26年には1.27(全国1.1.42)と47都道府県中44位(奈良県と同位)であり、東京都、京都府に次いで低い水準にあります。

つまり、大量の原油が突如として湧き出るぐらいしか夕張市の復活の可能性はなく、このままでは第2の破綻を迎えることは必死です。

今のように、善意に溢れる市長が必死の思いで仕事をしていても、その努力は水の泡と帰すでしょう。

非常に辛い選択ではありますが、将来の日本を少しでも良い方向に導こうとするのなら、夕張市のような失敗した都市は、再生することが不可能なのだから、成り行きに任せるしかないと思います。

そして、そこに住む人々が中核都市へ移住し、コンパクトで効率の良い都市づくりをするしか道はないと思うのです。

地味にコツコツと
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