間違いだらけの住宅選び(PART1)

2016.10.08

今回の記事は、戸建て注文住宅に関して多くの人が陥る誤解を優しく解説し、満足できる住宅を建てられる話しです。今後注文住宅を建てる人にとっては必見!かもね(文量が多いので数回に分けて掲載します)。

ちなみに、これから述べることは専門家の間でも意見が別れていることもあります。しかし、戸建て住宅先進地である亜寒帯気候に住んでいる私が述べることですので、それなりの自負はあります。
それではいってみましょう!
なお、私は2年前に在来工法の木造住宅を建てています。

住宅の強度はRC造>鉄骨造(軽量)>木造ではない

多くの人が、住宅の強度はRC造(鉄筋コンクリート)、鉄骨造、木造の順という暗黙知に落ち着いています。地震のことを考えればRC造がベストなのだけれど、お金もないし木造か鉄骨造にするかというような感じです。確かに、車が家に突っ込んでびくともしないのはRC造でしょうが、一番重量があるのもRC造です。

地震のことを心配するのであれば、第一に考えるべきは地盤です。どんなに強固な住宅を建てようとも軟弱地盤であれば意味がありません。構造は二の次と考えていいです。

ちなみに、鉄骨造のハウスメーカーの営業マンは、地震に弱いなどと、ことさら木造を貶す傾向にあります。確かに戦後から1980年代くらいまでの木造住宅は耐震性を考慮しない住宅が多く、地震に弱かったのは事実です。しかし、現在は耐震基準が向上したこともあり、木造住宅がことさら地震に弱いわけではありません。

ではどの構造がいいんだ?ということですが、ざっくりと言えば壁枠組み工法、つまりツーバイフォーの木造住宅で充分です。RC造だの鉄骨造だのと、多額の費用をかけてまでマニアックな構造とする必要はありません。ツーバイフォー住宅であれば、窓をコーナー部に設けるなどの冒険はできないため、保守的ではありますが、自然と丈夫な構造体となります。
在来の木造でも、近年はほとんどの住宅は筋交いではなく、構造柱を合板でつなぎ合わせる工法を採っていますので、その点はツーバイフォー住宅と遜色はありません。しかし、柱を飛ばして大きな窓を作るなどの冒険をすると、壁量が足りなく恐れがあります。

ついでに申し上げれば、戸建て住宅をRC造や鉄骨造で建てる国は日本しかありません 。少なくとも私の知るかぎりそうです。戸建てのRC造や鉄骨造が極めて特殊な存在であることは胸に留めておいて損はないと思います。

もちろん、これらの話しが正当化されるためには、施工が適切でなければいけません。どんな工法を採用しても大事なのは品質であることに違いはありません

大手ハウスメーカーは高品質???

注文住宅を建てる人のほとんどが、住宅展示場に通います。そこで大手ハウスメーカーのとても立派な住宅を見ることになります。そして、素人の皆さんは「大手ハウスメーカーは高品質な住宅を作れる」と勘違いします。

まず第一に、住宅展示場に飾られている住宅は、自動車でいうところの「F1」だと思って下さい。金をかければこんな豪華な仕様にすることができますよ、という意味でしかありません。つまり、壁紙や水回りなどの内装材や外装材など、表面に見える部分だけが立派なのです。見た目が立派でも構造が欠陥であれば、何の意味もありません。住宅展示場のイメージを持って、中途半端な半端な金額で大手ハウスメーカーで住宅を建てれば、がっかりすること請け合いです。ただの建売と相違ない住宅が出来上がります。

第二に、大手ハウスメーカーと言えども、作っているものは所詮「ただの家」です。住宅は自動車とは違って、枯れた技術を結集して作る建造物です。基礎は基礎屋で、上物は大工が手にかけて作ります。大手ハウスメーカーで雇う職人が特別すごい技術を持っているわけではありません。むしろ、腕のいい職人であれば、大手ハウスメーカーの下請け仕事などしません。そして、使っている建材も大手ハウスメーカーと工務店で違いがあるわけではありません。金を積まなければいい健在が使えないだけのことです。

ではどこで建てればいいんですか?ということですが、知人に建築士や住宅業界で働いている人がいれば、彼らの中で評判のいい地場の工務店で建てるのが良いと思います。業界内で評判のいい工務店であれば、それなりの建築費がかかると思いますが、満足のいく住宅を建てられる可能性も高いです。

もし、そのような知人がいないのであれば、大手ハウスメーカーが無難だと思います。大手ハウスメーカーは腐っても大手ハウスメーカーです。それなりの品質は確保できます。工務店は当たり外れが激しいですから、高額の建築費は保険だと思って下さい。しかし、くれぐれも住宅展示場のような家が建てられると思ってはだめですよ。

まとめ

今回は、注文住宅について構造と会社選びを中心に記載しました。次回はもう少し細かいところまで論じてみたいと考えています。

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